シエンタ ガソリンモデル(DBA-NSP170G)を新車で購入してから3年6ヶ月

ディーラーにて定期点検を受けた際に

「そろそろバッテリーが弱っていますので遅くとも次回の点検の際には交換をオススメします」

とのこと。

そして見積書をみると

バッテリー部品代が38,775円+工賃792円=39,567円

「高っ!!」

「ムリムリ・・・」

と顔には出さず心の中で。




CCA値と電圧測定によるバッテリーの交換時期の目安

バッテリーのCCA値を確認してみると

定格:604CCAに対して測定値:527CCA

いやいや。

まだまだ全然余裕っしょ。

CCA値とは、またの機会に取り上げたいと思いますが

簡単に言えば、バッテリーの寿命を判断する基準

70%以下になるとトラブルが多くなるので交換した方がイイですよ。

って感じ。

定格:604CCAなら

604CCA×0.7=422.8CCA

CCA値が「422.8CCA」近くになれば要交換!

527CCA÷604CCA=0.87

バッテリーの寿命の「87%」って

やっぱり交換しなくても全然余裕じゃん!

ちなみにバッテリー電圧(エンジン停止時)での交換の目安は

正常「12.5V~13V」少し劣化「12V~12.5V」劣化「11.5V~12V」要交換「11.5V未満」

だと思っています。

新車から5年目の車検前に自分でバッテリー交換

それから何気に1年数ヶ月が経過し、そろそろ5年目の車検!

その後の定期点検には嫁さんが行ったり、書類を紛失したりで、現在の正確なCCA値は分かりませんが、そろそろバッテリーを交換した方が良いかも・・・。

アイドリングストップは常にOFFだし、まだあと2年(新車から7年)ぐらいは持ちそうな気もするけど、絶対車検の時に「バッテリー交換しませんか!?」って提案されるんだろうな~。

ボンネットを開けて電圧を計るのも面倒なので、サクっと自分で交換しちゃいましょうか!

シエンタ(170系)のバッテリー適合表

車両型式[DAA-NHP170G] ハイブリッド車 新車搭載時のバッテリー型式『LN0

車両型式[DBA-NCP175G] 4WD車(標準仕様)新車搭載時のバッテリー型式『46B24L

4WD車(寒冷地仕様)新車搭載時のバッテリー型式『55D23L

車両型式[DBA-NSP170G] アイドリングストップ車 新車搭載時のバッテリー型式『S-95

シエンタ外装画像1

車両型式[DBA-NSP172G] アイドリングストップ車 新車搭載時のバッテリー型式『S-95

私のシエンタは[DBA-NSP170G]ガソリンモデル・アイドリングストップ車!

従ってバッテリー型式は『S-95』となります。

バッテリー型式の『S-95』ってなに?

ちなみに S-95の(S)はバッテリーのサイズ「外形寸法」

(S)はJIS規格のD26のサイズと同じサイズとなり、横幅260mm・高さ204mm・奥行き173mm

S-95の(95)は性能ランクを表しています。

従って

知名度が高い『BOSCH S-95』でも

知名度は低い『VARTA S-100』でも

安心!国内製造の『パナソニック S-115』でも

サイズは同じで性能が違うだけなので、どれでも問題無く交換できます。

そして今回購入したのがこちら

VARTA S-100/130D26L

VARTA(バルタ)は、あまり日本では認知されていませんが、BOSCHにバッテリーをOEM供給しています。

創業も100年以上になり、欧州自動車メーカーの純正バッテリーとして高い装着率を誇るドイツの電池メーカー!

しかも現在の価格は、パナノニック>BOSCH>VARTAの順で安価となります。

購入時の価格は13,640円でした。

※燃料・輸送費の高騰や円安の影響によって、バッテリーなども徐々に高くなっています。

自分で交換するのならセールやポイントUPの期間を狙ったりして、できるだけ安い時期に購入したいものですね。




シエンタ[DBA-NSP170G]のバッテリーを自分で交換

自分でバッテリーを交換する時に必要になるのが

カーメイト メモリーキーパー SA201

これが無くても交換はできますが、バックアップ電源を使うことにより時計やカーナビなどの設定が保護されるので、バッテリー交換後に面倒な初期設定作業をしなくて済みます。

バッテリーチャージャー

新品のバッテリーでも自己放電により徐々に容量が低下するので、長持ちさせる為に初期充電は行った方が良いです。

私は初期充電はしていないので、別に気にならないよって方は使わなくてもOK!

シエンタ(170系)バッテリー交換方法

工具は10mmのスパナと軍手があればOK!

①「カーメイト メモリーキーパー SA201」に電池を入れ動作を確認しOBDⅡコネクターに取り付ける。

※OBDⅡコネクターの位置は運転席右下、給油口のレバー横

②ボンネットを開けバッテリーステーのナット「10mm」を緩めて外します。

※この時バッテリーステーやナットが落下することがあるので取り外しは慎重に

③バッテリマイナス(-)側のナット「10mm」を緩めマイナスターミナルを外す。

※バッテリーを外すのは必ずマイナス(-)から

④バッテリプラス(+)側のナット「10mm」を緩めプラスターミナルを外す。

⑤古いバッテリーを取り外す。

⑥新品のバッテリーをバッテリートレイに置く。

⑦バッテリプラス(+)側のナット「10mm」を締めマイナスターミナルを取付ける。

※バッテリーを取付けるのは必ずプラス(+)から

⑧バッテリマイナス(-)側のナット「10mm」を締めマイナスターミナルを取付ける。

⑨バッテリーステーを取付ける。

⑩ボンネットを閉め「カーメイト メモリーキーパー SA201」を取り外す。

バッテリー交換後のリセット作業は必要?

最近の車のコンピューターは、バッテリーケーブル脱着ではリセットされないと思いますしバックアップ電源も取付けていたので、特にバッテリー交換後のリセット作業は行っておりません。

バッテリー交換後は、1~3キロ程度走行テストを行い何度かアイドリングストップの機能が動作正常か確認して作業完了。

自分で交換すればバッテリー+メモリーバックアップ+バッテリーチャージャーの全てを購入しても、ディーラー交換費の半額程度で済んじゃいます。

トヨタ車のアイドリングストップ車は、バッテリー交換後にディーラーで「電流積算値の初期化」が必要となります。

「電流積算値の初期化」を行わなくても、しばらくの間は問題は起きないと思いますが、平均値が一定のしきい値を超えるとアイドリングストップが制御され動作しなくなります。




シエンタ(170系)おすすめバッテリーはコレ!

車両型式「DBA-NSP172G・DBA-NSP170G」 アイドリングストップ車用のおすすめバッテリー

今回私が購入した

VARTA S-100/130D26L

BOSCH S-95/130D26L

Panasonic N-S115/A4

車両型式[DAA-NCP175G] ガソリン車4WDのおすすめバッテリー

ガソリン車4WD(標準仕様)のおすすめバッテリーは

VARTA N70/80B24L

BOSCH HTP-N-55/80B24L

Panasonic N-80B24L/C8

ガソリン車4WD(寒冷地仕様)のおすすめバッテリーは

VALTA 95D23L

古河電池 ELGANA-75D23L

車両型式[DAA-NHP170G] ハイブリッド車用のおすすめバッテリー

VARTA 544-401-039 LN0

BOSCH HTEJ-350LN0

Panasonic N-340LN0/PA

ディーラーでのバッテリー交換は高いけどやっぱり安心!

バッテリーを自分で購入し交換する場合は、何があっても自己責任です。

稀に購入したバッテリーに不具合がある場合もありますし、交換後にトラブルが発生してしまうかもしれません。

ディーラーでのバッテリー交換は高額ではありますが、トラブルも無くやっぱり安心感があります。

ディーラーには在庫費用も掛るので、どうしても高くなるのは仕方ありませんよね。

でも

やっぱり安くバッテリーを交換したい!

しかし自分での交換には自身が無い!

そんな方はバッテリーをネットで購入してから、持ち込み対応をしてくれるカーショップでの交換がオススメ!

工賃は初期充電・バッテリー処分込みで3,000円程度。

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