今回は2022年にフルモデルチェンジをしたトヨタ新型シエンタ(10系)を購入するならハイブリッドZグレード!

断然オススメ!

って内容。

シエンタ(170系)を購入した時には、ハイブリッド車よりガソリン車の方がよいと思って購入しました。

それから月日は流れ

やっぱり車はハイブリッドだな~。

って考えが180度変わりました。

そしてグレードは迷わず最上級グレードのZ!

なぜそう思うようになったかと言うと・・・




理由①ガソリン車に比べてハイブリッド車がお買い得

現在のガソリン価格って本当に高いですよね。

今後価格が安定するのか上昇するのか不透明。

たとえこの先ガソリン価格が上昇しても燃費のよいハイブリッドの方がやはり安心感があり経済的です。

現在、ハイブリッド車はエコカー減税の対象で2024年4月までの延長が濃厚ですが、その後は廃止又は減額になるかも・・・

そんな今だからこそ購入するなら ハイブリッド車!だと思います。

新型シエンタ(10系)

ガソリンとハイブリッドの価格差について

10系シエンタ 2022年~発売モデルの車両価格

ガソリン車(5BA-MXPC10G)[2WD]

X 1,950,000円(定員5名)1,990,000円(定員7名)

G 2,300,000円(定員5名)2,340,000円(定員7名)

Z 2,520,000円(定員5名)2,560,000円(定員7名)

ハイブリッド車(6AA-MXPL10G)[2WD]

X 2,380,000円(定員5名)2,420,000円(定員7名)

G 2,650,000円(定員5名)2,870,000円(定員7名)

Z 2,870,000円(定員5名)2,910,000円(定員7名)

ハイブリッド車[E-Four](6AA-MXPL15G)

X 2,578,000円(定員5名)2,618,000円(定員7名)

G 2,848,000円(定員5名)2,888,000円(定員7名)

Z 3,068,000円(定員5名)3,108,000円(定員7名)

同じZグレード(定員5名)でガソリンとハイブリッドの価格差は350,000円

エコカー減税の差額を計算すると

※対象は2023年4月までに新車登録を行った場合に限りですが2023年度も延長が濃厚!(その場合は2024年4月まで延長)

ハイブリッド車(重量税)新車新規検査3年 0円+初回継続検査2年 15000円=15,000円

ガソリン車(重量税)新車新規検査3年 36,900円+初回継続検査2年 24,600円=61,500円

61,500円-15,000円=46,500円

350,000円-46,500円=303,500円

同じZグレード(定員5名)でガソリンとハイブリッドの実質価格差は303,500円

同じハイブリッド車ZグレードとGグレード(定員5名)の価格差は220,000円となります。

ハイブリッド車は何Km走行したらガソリン車よりお徳なのか

ハイブリッド価格差

まずはガソリン車とハイブリッド車の価格差303,500円について

2022年11月現在のレギュラーガソリン全国平均価格は1L=163円と5年前に比べて38円も値上がりしています。

しかも政府の価格介入があってこの価格になっているだけなので、政府補助金が無くなれば1L=200円になるとも言われています。

残念ながら2023年以降もしばらくの間はガソリン価格が下がる要素はありません。

政府は全国平均価格1リットル168円~170円を目標としていますが・・・

シエンタ(10系・定員5名)の燃費は、WLTCモードでハイブリッド車28.4km/L、ガソリン車18.4km/Lとなっており1/Lあたり10kmの差があります。

これを実燃費に置き換えると

ガソリンWLTC(平均値)18.4km/L=実燃費は15.64km/L(1.5割で計算)

ハイブリッドWLTC(平均値)28.4km/L=実燃費は24.14km/L(1.5割で計算)

※一般的にWLTCモードと実燃費の差は1~1.5割程度

ガソリン代金が1L=170円、年間走行距離1万kmでシミュレーションしてみます。

※今後の上昇幅も考慮してレギュラーガソリン1L=170円として計算!

ガソリン車は1万キロ走行するのにレギュラーガソリン(639L)必要。

ハイブリッド車は1万キロ走行するのにレギュラーガソリン(414L)必要。

1万キロ走行時のガソリン差(225L)×170円=31,500円

年間1万キロ走行する場合は5年で5万キロ走行

31,500円×5年=157,500円

実質価格差303,500円-5年走行時のガソリン価格差157,500円=146,000円

新車で購入から5年間、普通に使用していれば価格差は146,000円まで縮まりました。

単純計算でハイブリッド車は何Km走行したらガソリン車よりお徳なるのかと言えば、 10年・10万キロとなってしまいますが実は少し違います。

5年乗れば価格差は0円

もしくはプラスになります。

その理由は最後に・・・




理由②新ブレーキシステムを搭載

ハイブリッドZグレードをオススメする最大の理由がこの新ブレーキシステム搭載

シエンタブレーキ

新型シエンタ(10系)ハイブリッドには、新システムの電動油圧式直接式の回生ブレーキシステムを搭載!しています。(トヨタ初)

これによりハイブリッド車特有のブレーキフィールの違和感を大幅に改善!

ハイブリッドを試乗をされる際にはブレーキ感覚をよ~く注意しながら試乗してみて下さい。

このブレーキシステムは今後の搭載車が増えると思いますが現在はこの新型シエンタのみ!

カタログにも載っていない情報ですが、従来のハイブリッド車はブレーキフィールがちょっとな~と思っている方は一度この進化を体験して貰いたいです。

理由③LEDヘッドランプがオートレベリング機能付

Bi-Beam LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ

LEDオートレベリング付

Zグレード標準装備

G・Xグレード標準装備は、2灯式LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)+ターンランプ+クリアランスランプ

LEDオートレベリングなし

となります。

夜間走行が多め!後部座席にも人を乗せる機会も多い・・・って方には、ヘッドランプはオートレベリング機能があった方が断然便利!

手動レベリングって結局調整しないんですよね。

理由④LEDライン発光テールランプが標準装備

リアコンビネーションランプ(LEDライン発光テールランプ・LEDストップランプ・バックアップランプ)

LEDライン発光テールランプ

ドットガラストップランプが可愛いですよね。

Zグレード標準装備

リアコンビネーションランプ(LEDラインテールランプ・LEDストップランプ・バックアップランプ)

LEDラインテールランプ

G・Xグレード標準装備

理由⑤アドバンストパークが選択可能

自動で駐車支援を行うトヨタ[アドバンストパーク]

アドバンストパーク

必要ない方もいると思いますが、駐車が苦手な方には重宝されるオプション!

ハイブリッド車Zグレードのみ選択可能

オプション価格93,500円

理由⑥ドライバー異常時対応システムを標準装備

レーントレーシングアシスト制御中に無操作状態が続くとドライバーに警告!

その後車外に異常を知らせながら減速停止し事故軽減支援を行います。

ドライバー異常システム

安全性能は付いていても作動しないのが一番ですが、高速道路での居眠り・体調不良など万が一の時のために!

ハイブリッド車Zグレードのみ標準装備

理由⑦パノラマミックビューモニターが選択可能

一番人気のメーカーオプションが、このパノラマミックビューモニター(床下透過表示機能付)

パナラミックビューモニター

こちらのオプションもハイブリッド車Zグレードのみ選択可能となります。

オプション価格27,500円

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理由⑧パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)が選択可能

駐車→発進時の安全性が向上するパーキングサポートブレーキ(後方歩行者)は自動後方の歩行者をカメラで検知。

後方歩行者

ハイブリッド車Zグレードのみ選択可能

オプション価格93,500円(パノラマミックビューモニターとセット価格)

理由⑨エレクトロシフトマチックを標準装備

シフトポジションを電動で制御するエレクトロシフトマチックを搭載。

エレクトロシフトマチック

ハイブリッド車Zグレードのみ標準装備

ストレート式シフトレバー

ストレート式シフトレバー

G・Xグレード標準装備

理由⑩アダプティブアイビームシステムを標準装備

アダプティブアイビームシステムを標準装備し、ハイビームのLEDを細やかに制御して先行車や対向車に光が当たる部分を自動に遮光します。

アダプティブアイビームシステム

Zグレード標準装備

G・Xグレードはオトーマチックハイビーム(自動でハイとロー切り替え)になります。

理由⑪先進的なディスプレイスピードメーター

7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ

7.0インチTFT

Zグレード標準装備

アナログメーター+4.2TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ

4.2TFT

G・Xグレード標準装備

理由⑫内装色[フロマージュ]が選択可能

フロマージュ

内装色 フロマージュ オプション0円を選べるのはZグレードのみとなります。

理由⑬運転席アームレストを標準装備

正直運転席のアームレストは使い心地がよくないので使用する機会は少ないと思いますが長距離ドライブの時には役立ちます。

運転席アームレスト

Zグレードのみ標準装備

理由⑭後部座席サンシェードを標準装備

スライドドアのトリム内にサンシャードを設定。

サンシェード

後部座席を使う機会が多い方には嬉しい装備です。

Zグレードのみ標準装備
 

理由⑮本革巻きステアリングが標準装備

本革巻き3本スポークステアリング

本革巻きステアリング

Zグレード標準装備

G・Xグレードはウレタン3本スポークステアリングになります。

やっぱりハンドルは革巻きがイイですよね。

理由⑯ハンズフリーデュアルパワースライドアを標準装備

ハンズフリーデュアルパワースライドア(挟み込み防止機能付)を標準装備

ハンズフリーデュアルパワースライドア

Zグレード標準装備・Gにメーカーオプション

理由⑰ホイールキャップがカワイイ

Zグレードでもスチールホイールですがこのままでもカワイイと思える[ダークグレーメタリック×シルバーメタリック]の塗装が施されています。

Z18

Zグレード標準装備

ノーマル樹脂フルキャップ

G18

G・Xグレード標準装備

メーカーオプションのアルミホイールを選ばれる方も多いと思いますが

G18

Gグレードからアルミホイールに変更するとZグレードより+5,500円高くなります。

Zグレードから変更 オプション価格55,000円

Gグレードから変更 オプション価格65,500円




理由⑱リセールバリューが高い

査定オペレーター

冒頭で単純にカタログでの価格差は

Zグレード ガソリンとハイブリッドの価格差は350,000円

ハイブリッド SグレードとGグレードの価格差は220,000円

と記載しましたが、次に車を売るときの 「リセール=再び売る」「バリュー=価値」まで考えるとこの価格差はさらになくなります。

年式・距離・状態により変動するので、売却時にそのままの価格差が反映される訳ではありませんが

仮に5年後5万キロで売却する場合は

Zグレードハイブリッドはガソリン車に比べて18万円は高く売却できる。

ハイブリッドZグレードはGグレードに比べて14万円は高く売却できる。

ざっくりとこんな感じになります。

なので、5年後で売却する場合のリセールバリューも考慮すると

Zグレード ガソリンとハイブリッドの価格差350,000円-リセール価格差180,000円=実質価格差170,000円

ハイブリッド GグレードとZグレードの価格差220,000円-リセール価格差140,000円=実質価格差80,000円

さらにガソリン車を冒頭で行ったエコカー減税の差額を考慮すると

実質価格差170,000円-エコーカー減税差額46,500円=123,500円

ハイブリッド車はガソリン車に比べて123,500円だけ高い!

しかし理由①のガソリン価格差を考慮すると、約50,000キロ走行した時点から逆にお徳!

ハイブリッドZグレードはGグレードに比べて80,000円だけ高い!

ってことなんです!

また実際の値引き額はGグレードよりZグレードの方が多い傾向になります。

それでいてこれだけの装備や快適才能の違い!

乗るのだったらどう考えてもシエンタはハイブリッドZグレード一択だと思うのですが・・・

これからシエンタ(10系)を購入される方へ

私はシエンタ(170系)⇒カローラクロス(10系)に乗り換えを予定していますが

改良版「カローラクロス ハイブリッド」の値引きについて!発売1年前に仮契約しちゃった

勿論シエンタ(10系)の購入も検討しました。

そんな私から最後に

7人乗りはいらない!

シエンタを購入してから5年間で6~7人乗ったのはたった2回!

環境もありますが私には必要ありませんでした!

大人7人乗ればシエンタには重すぎ。

5人乗りの方が燃費もよくラゲージスペースも有効に使えるので、乗用車目的の方は5人乗りを選ばれるのがベスト!

定員5名

7人乗りの必要性を感じている方は別として、5人乗り?7人乗り?で迷われたら5人乗りを選んで下さいね。